風邪は「不注意でひいてしまう」だけのものではありません。 子どもたちの「成長に必要なプロセス」として、あるいは「身体の調整」として起こります。 風邪は「治す」ものではなく、「経過させる」ものです。
子どもたちは風邪を克服するたびに、まるで脱皮するように自分らしくなっていきます。
風邪の前と後では、必ず、何かが変わります。 それを発見できるのは親の特権です。
せっかくの発達のプロセスを止めないで、子どもたちがどう病気を克服し、進化していくのかを見守りましょう。
とはいえ、油断は禁物。 放っておいていいわけでもありませんし、こじらせる必要もありません。
風邪を滞りなく経過させるためには、その大まかなタイプを正しく捉えることが必要です。
食事や治療法もタイプによって異なるからです。 また、不要にひく必要もありません。
中医学では、うれしいことに「風邪の予防」と「美肌づくり」は同じです。
風邪と上手に付き合って、成長、美肌、免疫力、健康、の促進を図りましょう。
◎講師: 小沢裕子
プロフィール: 小田原城の近くで、中医学理論に基づく漢方専門薬局
「悠久庵」を営む管理薬剤師。
漢方暦28年。漢方治療の傍ら、県内外で中医学講座の講師を務める。
アントロポゾフィー医学を日本に導入するために活動中。
医師・医療従事者のためのヴェレダ・セミナーを企画・運営している。
アントロポゾフィー医学のための医師会薬剤師部門会員
● 時 間: 10:00~11:30
● 参加費: 1,000円
● 定 員: 30名(保育はありません)
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